障害者割引とは、障害のある方が障害のない方同様に社会に参加できるようにするためのサービスのことです。
障害を抱えていると、電車での移動が困難であったり、同伴者が必要であったりと、普段の外出や、遊びにでかける事が健常者にくらべると難しいと感じる方が多いです。
そういった方が生活しやすいよう、そして、積極的に社会参加できるように障害者割引が存在しています。
障害があるといろんなことが心配で映画館に行くこともしり込みしてしまう方がいらっしゃるかもしれません。
映画を観るのは大好きだけど、映画館に行くのはちょっと…という方のために、安心して映画鑑賞しに行けるようくわしく紹介していきたいと思います!
tohoシネマズの障害者割引は付き添いもOK?
tohoシネマズでも障害のある方が楽しんで、少しでも気軽に映画を鑑賞できるようにと割引が用意されているんです。
さらに、障害者本人だけではなく、付き添いの方も割引が適用されるんです!
tohoシネマズでは、付き添いの方1名までが対象となっています。
劇場によっては、車椅子スペースに設置・固定できる可動式座席があるところもあるので一緒に並んで映画鑑賞が楽しめます。
割引は年齢関係なく一律で、高校生以下の方は通常料金と同じなので、あまりメリットがないように思えますが、付き添いの方1名は割引対象となっているので、お子様と一緒に鑑賞する場合でも安心です。
tohoシネマズの障害者割引の使い方
- チケット券種画面で「障害者割引(付き添い1名まで)1,000円」を選択して発券
- 入場口でチケットと障害者手帳もしくは障害者手帳アプリ「ミライロID」の手帳画面をスタッフに提示
発券も通常と変わらず端末から簡単に買えますが、もちろん有人カウンターでも受け付けてくれるので不安な方はスタッフに声をかけてみてくださいね。
「ミライロID」というのは、障害者手帳をスマホでパッ!と提示できる便利なスマホアプリです。
電子クーポンや障害者割引価格のチケットの販売、障害に合わせた生活に合わせた情報などを配信しています。
本人はもちろん、お子様の手帳でも登録できますよ。
インターネット販売vitでも購入できます。
その場合も、通常と同じくチケット券種画面で「障害者割引(付き添い1名まで)1,000円」を選択してください。
車いすを利用する方は、車いす席も選択できますよ。
付き添いの方もチケットは同じです。
利用するときは一緒に入場口でチケットと障害者手帳か障害者手帳アプリ「ミライロID」手帳画面を提示して入場してくださいね。
ちなみに利用できる障害者手帳の種類は以下になります。これ以外は使えないので注意です。
- 障害者手帳
- 療育手帳
- 身体障害者手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
tohoシネマズの障害者割引で手帳を忘れた場合は?
割引を利用する際には、障害者手帳もしくは障害者手帳アプリ「ミライロID」の手帳画面を提示しなければ利用できません。
ですので、もし手帳を忘れてしまったとしても、スマホにミライロIDのアプリが入っていれば問題ありません。
手帳を持ち歩くのは、無くすのも不安だし…という方も、いろんなサービスが使えるアプリなので入れておけば便利ですし安心ですよね。
主要映画館の障害者割引一覧
ここまでtohoシネマズの障害者割引について紹介してきましたが、他の主要映画館でも割引があるので紹介します。
劇場名 | 通常料金 | 障害者割引 | 付き添い者 |
---|---|---|---|
tohoシネマズ | 2,000円 | 1,000円 | 1名まで |
イオンシネマ | 1,800円 | 1,000円 | 2名まで |
109シネマズ | 1,900円 (2023年7月7日から2,000円) | 1,000円 | 2名まで |
ユナイテッド・シネマ | 1,900円 (2023年7月14日から2,000円) | 1,000円 | 1名まで |
松竹マルチプレックスシアターズ | 1,900円 (2023年6月30日から2,000円) | 1,000円 | 2名まで |
テアトルシネマ | 1,900円 (2023年7月7日から2,000円) | 1,000円 | 1名まで |
ティ・ジョイ | 2,000円 | 1,000円 | 1名まで |
シネマサンシャイン | 1,900円 | 1,000円 | 1名まで |
シネマシティ | 1,900円 | 1,000円 (高校生以下は900円) | 1名まで |
割引後の金額はほぼ同じですが、映画館によっては2人まで付き添いができるところもあります。
イオンシネマとシネマシティ以外の上記の映画館では、ミライロIDでも利用可と表記されていましたので手帳をもし忘れてしまっても安心です。
まとめ
tohoシネマズでは、障害のある方でも映画を楽しく鑑賞できるよう、音声ガイドや字幕ガイド付きの上映を行っていたり、字幕メガネを貸し出している劇場もあります。
特別興行など障がい者割引が適用されない上映もあったりするのでそれだけは注意です。
一度ホームページで確認してみたり、劇場に問い合わせてみると安心ですね。
障害があっても、映画館で家族やパートナーと楽しんで映画を鑑賞できると嬉しいですよね。
ぜひ、その際には障害者割引やいろんなサービスを利用してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。