キングオージャーのスピンオフとして公開された『ラクレス王の秘密 』
わずか10分でラクレス王の印象がガラッと変わる!?
本編と同じくらい、見逃せない重要シーンが盛りだくさんのサイドストーリーとなっています。
こちらの記事では、『ラクレス王の秘密』を全話ネタバレ・考察していきます。
本編ネタバレはこちら
ラクレス王の秘密 ネタバレ
キングオージャーゼロを開発させるラクレス・ハスティ
はじまりの国シュゴッタム、そのはじまりの王の血筋としてラクレスは玉座に座っていた。
城内で研究をしていると思われる部屋で、王が現れても態度がふてぶてしい、ベダリア。
研究者であるベダリアは、全ての研究を終えたら処刑されるという。
研究をやめて逃げようかなというベダリアに、ラクレスはお前は絶対に研究をやめないと宣言している。
ラクレスは彼女を信頼しているようだ。
骨を拾ってくれというベダリアに、ラクレスは固く誓う。
そして、ベダリアの認証により、研究室の扉が開く。そこには、大きなキングオージャーとおもしき顔が・・・
「ハスティー家が何十年と、この時を待ちわびたのだ」その姿を血走るように見つめるラクレスの目を拭い、彼女は飴を手渡すもそのまま自身で食べる。
その後、ラクレスがいない研究室では、なぜか研究に使っていた王の剣が、彼女が手をかざすと光を放った。
城内に謎の敵が出現
研究室に敵が出現し、ラクレスは敵が王の剣を研究者の男に向けると生身で立ち向かう。
手は剣により切れて血が流れている。
しかし、王の血筋ゆえか、ラクレスの傷はすぐに癒え、王の剣を奪還する。
「約束、守ってくださいね」敵がなぜかラクレスに伝える。
そして、ラクレスは変身し敵を倒すのであった。
敵はベダリアだった
ラクレスが倒した敵の死体は、ベダリアだった。
ラクレスはリタに連絡し、自ら「人を殺した、私を裁判にかけろ」と自首するのだった・・・
ラクレス王の秘密 第1話 感想・考察
シュゴッタム史上最悪の王
開始冒頭、ラクレス・ハスティのちにシュゴッタム史上最悪の王と呼ばれたとある男の物語であるというナレーションが入っていた。
王道のストーリーとして開始したキングオージャーだが、ラクレス・ハスティは掴めない。
史上最悪の王と呼ばれるとのことだが、弟ギラとの確執といい、何か重いものを背負っているのだろうか・・・
キングオージャーZERO
YorTubeにて無料公開されている「ラクレス王の秘密」にて、コーカサスカブト城にはキングオージャーZEROなるものが存在し、その核がゴッドクワガタZEROであることがわかった。
そして、「ハスティー家が何十年と、この時を待ちわびたのだ」や「あの剣は初代シュゴッダムの王から引き継がれる剣」との発言から、キングオージャーZERO及びオージャカリバーZEROがラクレス製ではなく、代々引き継がれてきた代物であることもわかった。
キングオージャーZEROの配色から、おそらく三大守護獣となにか関係あるシュゴッドなのではないかと予想する。
キングオージャーZEROが長年起動しなかったこと。三大守護獣が人間と袂を分かった原因がここにあるのではないだろうか。
ラクレスの過去
キングオージャーZEROの外観が、人類と袂を分かった三大守護獣に酷似しているとの予想からキングオージャー世界の過去について考察してみる。
まず、キングオージャーZEROの起動に際しての「ハスティー家が何十年と、この時を待ちわびたのだ」というラクレスの発言。
これは過去にキングオージャーZEROを起動出来ていたのに、何かしらの原因から起動出来なくなったと受け取ることとする。
その原因は、過去のハスティー家が、戦果を横取りして王となったからと考察してみる。
「あの剣は初代シュゴッダムの王から引き継がれる剣」とのことなので、オージャカリバーZEROは初代シュゴッダム王のもの、しかし伝承では銀のオオクワガタオージャーではなく、赤のクワガタオージャーが戦った王とされている。
それはなぜか、過去のキングオージャーたちのうち、現在のハスティー家の先祖にあたる初代シュゴッダム王にも、ラクレスのような弟がいたのではないだろうか。
国王用のオウジャカリバーZEROと通常のオージャカリバーの2本が存在しているのが証拠と言えるだろうか。
オージャカリバーで王鎧武装する弟であるクワガタオージャーが、ギラ同様にシュゴッドと対話し、力を借りて共にバグナラクと戦った。
それなのに、その戦果を横取りし、あたかも自身の功績のように語り、シュゴッダムの王となった初代シュゴッダム王を見て、三大守護獣は人間のもとを去った。
仮に上記の考察が当たっているなら、ゴッドクワガタやゴッドカブトがギラに力を貸しているのも、過去共に戦った前任のクワガタオージャーとギラを重ねているからと納得できるだろう。
ラクレスの印象
「ラクレス王の秘密」第1話と本編 第8話の内容からラクレスの印象が180°変わった人も多いのではないだろうか。
今までの悪逆非道な態度からは考えられない言動も見受けられた。
わたしは今まで、ラクレスとバグナラクに繋がりがあるのではと考えていたが、「ラクレス王の秘密」を視聴して考えが変わった。
ラクレスにはラクレスなりの正義があり、王としてのプライドがあるのだろう。
少なくとも、バグナラクと組んでまで王の座に縋るような矮小なキャラクターにはどうしても見えなかった。
隠蔽することなく、人を殺したと進言し、進んで裁判を受ける様子からは、本編だけでは分からないラクレスの内面が垣間見えているようだった。
ラクレス王の秘密 次回はいつ?
ラクレス王の秘密の配信スケジュールはこちらです。
- 第2話:6月4日(日)午前10時配信開始予定
- 最終話:7月16日(日)午前10時配信開始予定
どうやら3話完結のストーリーのようですね!
まとめ
わずか9分17秒のお話のなかで、ラクレスという人物が本編とガラっと印象が変わるという人が続出したこの「ラクレス王の秘密」というお話。
どうやらラクレスだけでなく、ハスティ家に深い謎があるように思える。
1話というからには、続編がまだまだあるのだろう。
本編以上に、今後の展開が気になるお話だ。
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