キングオージャー【3話】ネタバレと考察|イシャバーナとバグナラクの石碑の意味

キングオージャー 3話 ネタバレ
ムビブルー

第3話は「イシャバーナ」回!!

3話目にして、初のOPが流れましたね!

早口のテンポがとても心地よく、5大国のそれぞれのイメージやカラーを上手くまとめつつもカッコイイ描写に仕上げていてTwitterでも好評でした!

目次

キングオージャー ネタバレ 第3話の見どころも紹介!

オープニングの登場順が本編の登場順と異なる

本編だとギラ→ヤンマ→ヒメノ→カグラギ→リタの順だが、オープニングではギラ→ヤンマ→ヒメノ→リタ→カグラギと、リタとカグラギの登場順が異なる。

これに意味があるのかは分からないが、ギラの仲間になる順がオープニングの順番なのかもしれない。

今回、ラクレスとカグラギが繋がっているのが分かったので、オープニングの順番で仲間になる可能性が高い。

オープニングのキャスト紹介で、カグラギとリタだけ同時に表示されていた。普通はリタが映っているならリタの役者名、カグラギが映っているならカグラギの役者名が表示されるはずだか、ズレているのは何か意図があるのか、気になった。

誘拐されたギラとヤンマの到着地「イシャバーナ」

第2話の最後にて、ゴッドカマキリに誘拐されたギラとヤンマ。

ゴッドカマキリに攫われた先は、医療と芸術の国「イシャバーナ」であった。

医療と芸術の国「イシャバーナ」の美しい街並み

イシャバーナは最先端の医療と絢爛な芸術が発展した島国。

ヨーロッパのような出で立ちで、沢山の花々で彩られた街並みに、豪華絢爛なディズニーのようなフラピュタル城が目立つ。

医療技術は近代的どころか、ホログラムやAIのようなものまで使われる近未来の医療のようだった。

花畑やホログラムの桜の花びらが舞うシーンは、戦隊とは思えないほどの美しさ。

この国では、誰もが王女であるヒメノ・ランに敬愛を示している。

イシャバーナのわがまま女王「ヒメノ・ラン」

医療の国「イシャバーナ」の女王であり、本人も医者の「ヒメノ・ラン」。

「この国の全てがお気に入りなの」と発言するほどの、愛国心を持っているようだ。

序盤は、汚れたカーペットを歩きたくないとか、景観のために民家を爆破したりと、わがまま姫っぷりが強調されていたが、後半になるにつれて、ヒメノの本質が明かされていった。

ヒメノが思う「わがまま」の本質は、まず自分を愛し信じるが故の行動であった。

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キングオージャー 第3話 感想・考察

ギラたちを出迎えるヒメノの狙い

使用人達と共に、直々にギラたちを出迎えたヒメノ。

ヤンマはヒメノに好意があるようで、終始挙動不審だった。

ギラに興味があると発言し、ヤンマをガン無視してギラに近づいていく。

ギラに手錠をかけてから城内に連れて行ったところは、ヤンマとは違いギラを警戒し、しっかりと自衛していることがうかがえる。

ギラにゴッドクワガタを要求するヒメノ

ギラを天井に吊るし、ゴッドクワガタを渡すように告げるヒメノ。

ゴッドクワガタを渡さなければ、ラクレスに引き渡すと脅すものの、早くラクレスに会いたいギラは早く引き渡せと交渉を要求を断ってしまう。

執事が何かとの交換を提案するも、国の全てがお気に入りだから渡したくないとわがままな発言を披露。

話は平行線を辿ると思われたそのとき、ギラが「レインボージュルリラ」を食べさせれば、ゴッドクワガタと相談してやると言い、シェフたちにつくらせることに。

バグナラクの石碑と内情

地帝国「バグナラク」の初めて国の描写があった。国というより城の内部なのか、地下の洞窟のような場所に、多くの虫の戦闘員が鼓舞し合っていた。

「100人死んでも101人殺せばいい」や「死を恐れるな」などの発言や、同族同士で撃ち合う様子が描写されたと同時に、バグナラクの狙いが「三大守護獣」であることがわかった。

壁画には「ゴッドカブト」「ゴッドサソリ」「ゴッドバッタ」や、シュゴッダムの王城「コーカサスカブト城」などの絵が確認できる。

そして中央に鍵のような絵があり、矢印の方向から「ゴッドカブト」と「ゴッドサソリ」が合体すると鍵になるのではないかと思われる。

コーカサスカブト城」にその鍵を使うことで、世界をバグナラクが支配できると推察される。

劇場版『仮面ライダーカブト』に登場した、仮面ライダーコーカサスも金色であったことから、東映はコーカサス=金色だと思われる。

わざわざコーカサスという虫をモチーフにした城を描いていることから、コーカサスのシュゴッドがいてもおかしくないのでは?と予想。

自称王様がクワガタ・真の王がコーカサスなのかもしれない。

コーカサスの王の血筋がギラで、コーカサスの血筋が真の王であり、5大陸は家臣である可能性もある。

それならば、ギラがクワガタを動かせたのも頷ける。

ドンブラザーズと違い、この『キングオージャー』は王道路線を辿っているので、ギラが王族の血筋で王様になるというほうが王道路線としてあり得る展開ではないだろうか。

民に贈り物をされるヒメノ

沢山の民衆から贈り物を渡されているヒメノ。このことから、民からの信頼が厚いことが伺える。

「無理難題を強いる王に民がついて行くものか」とギラは難色を示している。

その後、景観のために民家を撤去しろと言うに対して「民の生活を蹂躙する気か」と止めに入るが、民家は撤去もとい爆破されてしまう。

そしてラクレスと誰かが会っている描写に……

レインボージュルリラ

イシャバーナのシェフたちがギラの証言を元に再現したレインボージュルリラはギラ曰く「これはレインボージュルリラではない」とのこと。

ギラの回想シーンによると、レインボージュルリラはゼリー状の食べ物らしい。さらにギラは誰かと一緒に食べており、この人物が誰か、孤児院の子供たちかとも思ったが、ヒメノも用意できなかった代物となると、孤児院が用意できるとは到底思えない。

レインボー(多色)という言葉を使っているあたり、なにか意図があるのは間違いない。

ギラが幼少の頃、一緒にレインボージュルリラを食していた人物は誰なのか、そもそもレインボージュルリラとは何なのか、今後明かされていくことを願う。

このシーンの冒頭に、喧嘩しているゴッドクワガタとゴッドカマキリの描写があり、可愛いので是非見てほしい。

リタ・カニスタ

シェフが再現したレインボージュルリラをギラが食べるシーンにて、隠れてこっそりとゴッカンの覇王ことリタ・カニスタが覗いているシーンがチラッと出てきたのだが、あのリタの心境がどうだったのか気になるところ。

個人的には混ざりたかったとか思ってくれてるといいなと考えている。

歩けない少女と、その父親

王城に帰ろうとするヒメノの前に、絶対に治ると言う手術を受けても歩けないままだと言う少女とその父親が現れた。

「無能の道楽娘だ」と迫る父親をメイドが抑えつける。ヒメノはそんな少女に「あなたはそれでいいの?」と問いかける。

執事から援助金を受け取った父親は「金で解決出来ると思うな」と言うものの、援助金で成形を立てているようであった。

執事 セバスチャン

城内の花が咲き誇った木を見て美しいと言うギラ。

数々のわがままを見せられて、辟易ようすのヤンマ。

どう見てもヨボヨボの老人にしか見えないヒメノの執事のセバスチャンは、なんと25歳。執事らしくしろと言われ、特殊メイクをし、名前も改名させられたとのこと。

バグナラク襲来

そんな最中、イシャバーナの街にバグナラクが出現。

セバスチャンが報告を受けたときには既にヒメノは街に向かっていたよう。

「お二人はまだ、ヒメノ様の全てをご覧になっていない」と言うセバスチャンから、オージャカリバーを受け取り街へ向かうギラとヤンマ。

逃げ遅れた少女を庇うヒメノ

バグナラクが街を襲う中、中盤に登場した歩けない少女が逃げ遅れてしまう。

巨大化した怪ジーム「フンジーム」の攻撃で、土砂が少女に直撃しようとしたそのとき、汚れるのを顧みずにヒメノが庇った。

どんなにわがままでも人命がかかった場面では、迷わず助けられるヒメノの本質が現れている。

第1話で、真っ先に戦いに出ていたところからもヒメノの本質が見て取れるだろう。

少女は本当は歩けた

歩けないと言っていた少女は本当は歩けた。家の生活費のため、歩けないふりをしていた。

本当は歩けていたのを見抜いていながら、援助金を渡していたヒメノ。

そんな少女の嘘を責めることなく、「わがままになればいいじゃない。あなたの望みは、誰でもない。あなたにしか叶えられない。夢も、未来も、わがままから始まるの。そして世界を、あなたの思うままにしてやりなさい」と奮起させる。

個人的に好きなセリフなのでそのまま引用させてもらったが、ヒメノがこのセリフを言うシーンはヒメノの格好良さがよく出ていると思うので是非見てほしい。

「ただ我がままに、我が道を行く」

バグナラクを打ち倒すべく、王鎧武装。

ギラやヤンマとは違い、舞うような戦闘をするヒメノに「ヒメノ様みたいになりたい」と言う少女、「なんてわがまま、私ほどじゃないけど」と言うヒメノ。

キングオージャーに合体

ヤンマとギラの操縦が気にくわなかったのか「美しくない」と嫌気が差すヒメノ。

カタツムリ型のデミシュゴッドで鬱憤を晴らすように撃ちまくる。流れ弾で水しぶきが飛び、民がずぶ濡れになったりもしている。

2話で明かされたとおり、搭乗した戦士のシュゴッドの能力を使えるキングオージャーは、今回ヒメノが搭乗したため、ゴッドカマキリの切断能力を獲得していた。

ゴッドカマキリの切断能力を使い、フンジームを撃破した。

3話でのキングオージャーの戦闘シーンはCG少なめの省エネスタイルのように感じた。やはり、今後はCGを抑えていくのだろうか。

ラクレスとカグラギ・ディボウスキ

場面はシュゴッダムに移り、ラクレスとトウフの殿様「カグラギ・ディボウスキ」が会っている描写に。

ラクレスからイシャバーナにギラが居ること、そのギラを始末することを命令されているようである。

カグラギが了承すると、ラクレスは紫の宝石のようなものをカグラギに渡した。

戦闘後

汚れたドレスを仕立て直すように告げるヒメノ。

その仕立て直しは少女の父親に任せることで、結果として父親がお金を稼げるようにとの思いがあったのだろう。

ギラはヤンマ同様に、ヒメノにも仲間になれと言いますが、華麗にスルーされてしまう。

ヒメノは医療用と思われる衣服に着替えており、バグナラクに襲われた民の治療をしようとするが、そこに突然ゴッドカブトが出現し、周りの民衆諸共ギラを砲撃しようとした。

間一髪のところをゴッドクワガタが助けるが……

キングオージャー3話 視聴者のTwitterの反応

まとめ

初登場したバグナラクの石碑は、今後の展開に大きな意味を持っているに違いない。

次回はトウフの殿様、カグラギ・ディボスキの回だが、1国ずつ回り全国王と対面し、ギラがどういう人物か、各国の内情を表現する序盤があと2話は必ずあるかと思われる。

しかし、国際指名手配のギラがゴッカンは、スイスのような中立国なのでどのような立ち回りになるかによって、その後の展開が変ってくるのではないだろうか。

それも含めて、次回と次々回が楽しみである。

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