キングオージャー 1話 ネタバレと考察|悪い王様ラクレスはラスボス?

キングオージャー 1話 ネタバレ
ムビブルー

いよいよ始まりました!『王様戦隊キングオージャー』!!

前作、ドンブラザーズのハードル爆上がり状態からバトンを引き継いだキングオージャー、

ファンの期待を超えてくるのか、それとも箸休め作品となるのか、要注目!!

目次

キングオージャー ネタバレ 第1話の見どころも紹介!

  • シュゴッタムの自称王様:ギラ(クワガタオージャー)
  • ンコソパの王:ヤンマ・ガスト(トンボオージャー)
  • イシャバーナの王:ヒメノ・ラン(カマキリオージャー)
  • ゴッカンの王:リタ・カニスカ(パピヨンオージャー)
  • トウフの王:カグラギ・ディボウスキ(ハチオージャー)
  • シュゴッダムの王:ラクレス・ハスティー

古の時代に強大な敵「バグナラク」から世界を救った5人の英雄。

英雄は王となり、シュゴッダム、ンコソパ、イシャバーナ、ゴッカン、トウフという5つの国が出来た。

それぞれの国は王が治め、彼らは自らの剣で武装をし、戦うことができる。

この世界には、伝承により2000年前に一度討ち倒したはずの敵・地帝国「バグナラク」が今年、再び復活するという・・・

この脅威に対抗するため、5カ国の王たちは最強国であるシュゴッダムに集結し、同盟を結成することになったのだが、

王が集い同盟を結ぶまさにその時、「バグナラク」が復活し、再び世界が恐怖の闇に包まれようとしていた。

他の王が武装して戦う中、民を守るべきシュゴッダムの王は城内でくつろいでいた。

ギラは城で王が王座でくつろぐその姿を目撃し・・・

ムビピンク

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キングオージャーの世界観と見どころ

ファンタジー物としては王道と言える、予言通り厄災が復活するパターンだ。
メジャーな導入のため、物語の冒頭としては入りやすく良いのかなと言ったところ。

ただ、5王国各々の文明水準がどう考えてもチグハグではないかとも思うのが気になる・・・

ムビピンク

例えるなら「進撃の巨人」の世界と「‎PSYCHO-PASS」の世界が地続きで存在してる感じ?

シュゴッダムは中世風の国、イシャバーナはディズニープリンセスの様な国、トウフは戦国時代のような国、ゴッカンはスカイリムっぽい雰囲気の国、ンコソパは機械的なテクノロジーの国。となっているのだが、どう見てもンコソパだけ時代が100年以上は先を行き過ぎているように感じる(みなさんお気づきだろうが「ンコソパ」は「パソコン」の逆読み...)

おそらく、都内での撮影等で現代的な街並みが映っても良いように等が考慮されているのかと思うが、このチグハグな国の描写にはある程度時間を割いて整合性を取って欲しいところ。

5王国中、ンコソパの王 ヤンマ・ガスト (トンボオージャー) のみ、シュゴッダムの王 ラクレス・ハスティーに歯向かう姿勢を見せているが、他の王 特にイシャバーナの王 ヒメノ・ラン (カマキリオージャー) が素直に従っているのが若干気になった。

キングオージャー考察 2話以降の展開予想

予告からの想像通りの展開

1話放送前に公開されていた情報から推察されていた通り、シュゴッダムの王 ラクレス・ハスティーが悪役である描写がされた。「民は道具」などという王らしからぬ発言や、孤児院への再三に渡る税の徴収からもわかりやすい。

ヤンマ・ガストがギラを認め、仲間となる?

2話予告にて、ギラとヤンマ・ガスト(トンボオージャー)が共にキングオージャーを操縦する様子が見受けられることから、ヤンマ・ガストがギラを認め、仲間となる話になると思われる。

ギラの性格的にもヤンマ・ガストと喧嘩するような方向も無さそうな印象だった。

ゴッドクワガタを操縦できたことには思うところはあるかもしれないが、ギラにはともに歩むストーリー展開になるのではないかと予想。

公式ページ内のギラの説明文にて、ギラの言動が誤解されやすい有無が明記されている。
これからは、他の王たちから信頼を得て、仲間を集めるような展開になると予想。

1シーズンくらいは仲間集めから始まる?

ドンブラは、終盤になるまでイヌブラザーが作中のキャラクターは誰か分からない設定で、だいぶ終盤にキャラクター達はイヌブラザーの存在を自覚したが、今回のキングオージャーはファンタジー系の王道展開なので、序盤で仲間集めを終えるのではないかと予想。

ヒメノ・ラン(カマキリオージャー)は平和で民を守る人格が今回でも表現されていたので、5つの国の同盟にも、ギラの想いにも共感しうるキャラクターではある。

しかし、カグラギ・ディボウスキ(ハチオージャー)のキャラクター説明文では、己の利のためなら手段を選ばない腹黒であると記載されているが、描写されている5王国同盟に利があったかと言われると少し疑問を覚える・・・

裏でラクレスと何か取引のようなものがあったのでは無いかと考察してみる。
5王国同盟の詳しい内容が明かされれば判明するかもしれない。

このまますんなり理解を得られ、王が皆仲間としてギラを迎え入れるとも思えないので、波乱があると予想。

ラクレスはラスボス?

1話にして、「悪い王様ラクレス」と「バグナラク」の2つの悪が存在している。

ラクレスからオージャカリバーを奪い、ゴッドクワガタからも認められ王鎧武装を果たしたギラ。

また、ラクレスは王であるにも関わらず、まだ剣を使っている描写がない。そしてギラは孤児院で育ったと予想。つまり、ラクレス自体が過去に王族の血筋から王位を奪った血統で、かつギラが奪われた王家の血筋だったという可能性も十分考えられる。

果たして、ストーリーとしては「ラクレス」と「バグナラク」どちらを敵とし、ラスボスをどう配置していくのか?

バグナラクを一つの国としてカウントする可能性も考えられる。

過去の例として、トッキュウジャーも敵側から追加戦士が加わることがあったから、ラクレスをラスボスとすると、バグナラクを国として、追加戦士を入れてくる可能性も考えられる。

しかし、王道という路線からは外れるので、果たして最終的に悪としての敵はどうなるのか注目したい。

キングオージャー 1話感想

細部までこだわった見応えのあるCG

王道の世界観ながら、見応えあり細部までこだわったCG、今後の展望を期待させる悪役、それぞれの王とギラの関わりがどのようになるか楽しみにさせる。

ドンブラザーズは戦隊ものというより「ドンブラザーズ」という「個」だったので、ファンタジーの悪の王を倒すといった王道ストーリー路線を描くことにより、戦隊として軌道修正しているようにも感じた。

アバレンジャーのマスクが恐竜の口をモチーフにしていて、変身シーンの後は口が吠えるような表現になっているのは恐竜を上手く落とし込んでいると思ったが、今回も昆虫をモチーフにしていて琥珀を割って変身完了し登場している描写などもかなり忠実に再現しているように思った。デザイン面はかなりいい味を出している。

バグナラクが登場し城壁の外から煙があがり壁が壊されるシーンは、進撃の巨人「その日人類は思い出した」まさにあの描写が連想され、城壁の岩や瓦礫が降ってくる中で逃げ惑う様は人類の絶望そのもの、さらにギラの様相はエレン・イェーガーを想像させた。

戦闘のシーンでは、敵の軍団が橋に集うその様は、『ハリーポッター』のヴォルデモートとの最終決戦、さらには狼煙があがり敵軍が城壁から攻め入るシーンは『ロード・オブ・ザ・リング』を彷彿とさせる、とにかく壮大なスケールのCGだった。

1話にしてCGの量が相当多く、各国はフルCG、キングオージャーも部分的にCG、シュゴッドたちもCG、その代りか、戦闘シーンの一部は特撮らしいジオラマ展開も見受けられたが、それも山や素朴な風景などではなく、CGで表現されていたシュゴッダムの国の街並みを忠実に、繊細に再現されていた。

予算的な面で今後どんな省エネ方法を取るか見ものである。

王道でありながら、今後の展開を楽しめるいい塩梅

ゼンカイジャー→ドンブラザーズの流れの次作ということで、1話のハードルはかなり高かったのだが、クワガタオージャーの王鎧武装のシーンは胸躍る興奮を感じさせてくれた。

王道でありながらも、予想がいくつも展開できる1話となり、今後どのようにストーリーが繰り広げられるのか楽しみである。

ギラ役の酒井大成さんも自信のある演技をしていて、今後の成長が楽しみである。

あと個人的には、ゴッカンの王 リタ・カニスタ (パピヨンオージャー) のキャラクター性が好みのため、これからの活躍に期待したい。

何はともあれ、王様戦隊キングオージャーはこれからを期待させる良いスタートを見せてくれた。
今後の展開を楽しみに待ちたいと思う。

キングオージャー 視聴者の反応

ムビピンク

前作2作がトンデモ展開だったからなw
キングオージャーが王道として話題だね!

まとめ

予告編を見た時は、ベタな戦隊に戻るのかと正直少々物足りなさを感じたが、実際に見てみると壮大でいくら予算がかかってるかもしれぬCGのスケールや、5つの国の文明の差など、面白い要素が盛りだくさんだった。

王道であっても見応えのあるストーリーが待っている予感がして、楽しみである。

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